友のたより友 の た よ り 今日の日暮れの嬉しさは友のたよりの暖かさ 文を刻めし字の流れ人の流れは日の流れ 時は流れて懐かしさ増えこそすれど減りもせず たまに想えしその友の小さな癖のいくつかを 微笑みわすれ事におわれんひと時に たまらなきほど嬉しくて 気もさわやかに春の夜 友を偲びて読み返すたよりの中の優しさに 涙生まれてため息の喜びひたるわが心 されば心は友にあり いかにせむかと思いつつペンをとりては便箋の 白き空白うめもせずいうことなきて何をか語らん ジャンル別一覧
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